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外国人の真の共生を促進し、国際交流に寄与する NPO Oizumi Kokusai Kyouiku Gijyutsu Fukyu Center

2012年度活動報告2012 Report

第10回記念 ブラジル青少年フェスティバル

2011年度、やむなく休止しておりました「ブラジル青少年フェスティバル」につきまして、多くの方からのご期待とご声援にお応えすべく、2012年度をこの3月31日に開催する運びとなりました。これもひとえに、皆様のご支援の賜物と心より感謝しております。
フェスティバル休止は苦渋の決断でした。大震災、原発事故により当活動を支えるブラジル人の多くが帰国・移転したことが休止の最大の理由でした。また、当NPOと親交のあった福島在住の方々も多く被災され、フェスティバルという名の晴れやかな会を催すことにためらいもありました。1年10カ月が過ぎた今も、被災地や避難地では震災以前とは程遠い生活を強いられている方が数多くいらっしゃいます。被災者の方々のご苦労を知るなど、到底出来得ぬことです。その上で、過酷な状況の中でも、少しずつ頭を上げ前を向かんとされる方々のお姿がありました。そのような方々の忍耐と勇気に励まされ、私どもも今回のフェスティバル開催を決めることができました。
2002年より毎年開催してまいりましたフェスティバルは、このたび記念すべき第10回を迎えました。嬉しいことに今回は、フェスティバルの趣旨に賛同された、ブラジルと日本を代表する歌手である小野リサさんの全面的なご協力をいただけることとなりました。小野リサさんの世界的な活躍の様子は、日本で学び育つブラジル人の子どもたちが自らの目標を見出すきっかけにもなったことでしょう。

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report2013

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